shilog

ログです。

土曜日なので酒飲んでコンクリのベランダに寝転がってしばしひんやり。雲に覆われた夜空を眺めてライアーゲームの終わり方はありゃちょっとなんだかなあ北大路何しに出て来たんだかなあとしばらくひんやり。窓から部屋の中を覗き込むと詰まれた洗濯物の山。盛り上った衣服、上からかぶせられた白いバスタオルにより象徴されるその姿はまるでとろろご飯のようだよ。その本来の目的は人を覆うための布なわけで、このまましばらくたてば人は布の皮をかぶったとろろによってねばねばにされていしまうのだ。概念的レイプだ。わはは。愚かな者共め。しかしそのとろろ山の構成分子は100割が自分の衣服であるため、そのねばねばを一身に受けるのは愚かな我が身のみ。かかる愚かな者とはこの世に我1人。嗚呼、嗚呼、孤独なるかな。とろろに覆われる孤独。出し汁よせめて出し汁よこの孤独を薄めておくれその甘い香りで癒しておくれ盟友の麦飯とともに。盟友?孤独じゃなかったのか?そんな馬鹿馬鹿しい思索のねばねばを残ったワインで内蔵に流し込み閉じ込める。しばし放心。後よく考えるとベランダって掃除して無いからすげえ汚い事に気付いたけど土曜日なんでいいんじゃないすか。その後風呂入った。そんなひんやり土曜日です。