428終わった。
面白かった。文句無く。
終了してみると、街の続編、とは言えないな。複数の主人公を移動しつつ絡まった物語を解いていくスタイルは変わらないものの。
街は。少しずつ近付き合い離れ合う8人それぞれの物語。数多のすれ違いを繰り返しお互い影響を与え合うが最後まで混ざり合う事は無いそれぞれの人生。
４２８は。誘拐事件に端を発する陰謀と、それを取り巻く5人＋アルファの物語。真相に近付こうとする5人が絡まりながら螺旋を描き最終的には一本の糸として収束する。
４２８がこの様なスタイルに変更された結果、主人公の独立性は薄まったが、同じ終点へ向かっていくため終章近くのスピード感が大幅に増した。真相に向かって読み進めていく緊張感はただ事ではない。もっと先へ。先へ。最後の数時間分はプレイを中断する事が出来なかった。
ボーナスシナリオは、まあ、ボーナスだからな。
あとはBADEND埋めか。まだ何か残ってるかな。金の栞も出てないしな。
PS2以降のチュンソフトはどうも……といった印象だったが少し考えを改める。未プレイのサウンドノベルもやろうか、とりあえず金八でも。昔の御法川が気になる。
