shilog

ログです。

ハンコック。
力の加減できないやさぐれヒーローがやる事なす事裏目裏目な状況にすっかり諦観して酒浸ってやさぐれてるところにPR会社の社員と会い世間に愛されるヒーローにならないかとプリティ・ヒーロー。なんだけど、っていう。
なんだかこう、とっ散らかっちゃってたなあ。色んな角度から見られる要素を盛り込んでみたけどコメディとしてみるにはシリアス比重がでかいし没落ヒーローの再生物語と見るには再生部分がもうちょっと。
自分が気付いた中で一番大きかったテーマは今のアメリカ粗暴で嫌われてっけど理念を変えれば再生するんじゃない?的な話だと思うけどやっぱり映画として中途半端だと思う。もしかしたら気付いてない歴史的事実のメタファーとか多分多い。けど確認するのも面倒ってかさぁ、って思わせる出来。
部分的には面白いところもあった気がする。酷い出来とまでは言わないが人には勧めない程度。