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レッドクリフPart2がそろそろ終わりそうなので慌てて見に行く。

孫尚香が曹軍に潜入するくだりは丸々カットしてもいいんじゃないかとか曹操が無能過ぎやしないかとか小喬流れ矢受けて死ねばいいのにとかサブタイトルはもうちょっとどうにかならなかったのかとか色々有るけども、前作同様期待した物は見られたので満足。期待したのは船がバンバン燃える事。その分合戦始まるまでは眠かったけど。アクションだけ楽しみにしてた自分にとってはタイトルがカタカナ表記の「レッドクリフ」で良かったと言える。イメージ的に「赤壁」よりは映画の内容に即している。ましてや三国志ではないわな。まだ劉備と蜀には何の縁も無い。三国志というか歴史物の面白さって因が有って果に繋がる事でつまり曹操が天子かついで色々あって魏国建てた事や劉備が幽州から出て色々あって蜀建てた事とかまだ勢いのあった孫堅が急逝して色々あって当主となった孫権だとかそういう色々の部分をドン！とまな板に載せて[さあどう料理するよ？」ってのがさ。二時間半の映画2本つくるのに歴史の一部をズームして使いたいテーマ乗っけてその戦いだけをやったのがこれだからな。三国志としてみるならこないだCATVでながら見してた横山三国志の方がはるかにおもしろいしというかあれも30分アニメだから結構ジェットコースター展開でまあそれはそれで楽しいけどさ。だからってアニメ版蒼天航路見るのは非常にオススメできない。というかアニメ版蒼天はなんであんなにあんななのか。どうせなら赤壁らへんだけやって「赤壁は原作もアレでしたから」とか言い訳してしまえばいいのに。あんな声に説得力の無い関さんいやだよ。あれじゃ佞言も断てん。

ああどうせこのノリで映画作れるなら官渡がみたいよ。官渡なら主人公が義を備えた曹操で何の問題も無い。序盤は引き抜き工作とか穴掘りとかで小競り合いして食料庫攻めから転じて怒涛のアクション巨編。

それはそれとして曹操の髪の毛がブワっとなってから笑い飯西田に見えて仕方なかった。終盤でよかった。序盤だったらいつ人のやってる事に「代われ！」って言うかどうかドキドキ。しない。