「銭ゲバ」、何となく見てます。原作は子供の頃読むと確実に心の一角にトラウマ農園が形成されるでおなじみジョージ秋山。幸い体験しなかったけど。
貧しい町に住む主人公風太郎の一家。色々あって貧乏となり、父親は酒を飲み、母親はからだが弱く、金が無いので医療も満足に受けられず、母親のわずかな稼ぎは父親の酒代に溶けて行く。そして病のために母は死に、施設に入れられた風太郎はすぐにそこから飛び出し行方を眩ます………。その後、青年となった風太郎は言う『銭ズラ…』
そんな紹介は何処にでも有るので書かなくてもいいんだけど、書かないと締りが悪いから書きました。
まあ今週分の感想は特に無いですが。最終的にちゃんと着地してくれれば満足だし、原作は未読だがジョージ秋山はガチなので問題あるまい。
と、ここまで序文。
その流れで自分が何をしたくなったかと申しませば、「アシュラ」読みてえなあっていうね。2年ほど前に本屋で何かPOPの付いてたそれを何気に手に取り立ち読み始めて終わるまで微動だに出来ず最後まで読み終わってふぅと長いため息をついたらば踵を返し結局買わなかったというそういう、買っとけよその時。
- 作者: ジョージ秋山
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョージ秋山
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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さらに状況は悪化。食える物は何も無くなり、そこにいるのは母と子。の肉。子を育てるために這いずり回った母親も今や「たべられるのはおまえだけ」。食わねば死。どうする?
そんな話。CapitalWastelandすら生温い世界で(あの世界にはなんとか衣食住がある)、少年アシュラの行動は読む物の倫理を問い続ける。憎まれ、崖から落とされても生きのび、食を奪い、人を殺す。自分は「生まれてこないほうが良かったのに」と叫ぶアシュラに対して返せる言葉を持っているのか。これが発表当時は少年マガジンに連載されていたと思うと(1970年連載開始)、漫画の供給システムが進化しているのか退化しているのかわからなくなる。そんな漫画。
さて、この本は楽天でポイント消費するのに丁度欲しかったという事で注文したんだが、送料節約のためにもう一冊程、何か、何か……
えい。
- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2006/03/09
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アシュラがハードでホード過ぎるから精一杯のバランス取りの巻でございました。