shilog

ログです。

第9地区が見たくて仕方ないんだが時間が合わない。早くしないと終わるので来週中にどうにか。
それはそれとしてレンタル。ノーカントリー

ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

悪人グループが少しずつ計画を破たんさせていく映画ジャンルNO1の監督コーエン兄弟。とは言ってみたが詳しくはしらない。ファーゴとビッグ・リボウスキぐらいしか見て無いし。リボウスキは面白いと思う。

さて舞台はテキサス。話は麻薬取引決裂後に仮死体置き場となった荒野から。取引に使われるはずだった金をたまたま近くで狩りをしていた男が見つけるところから始まる。金入りトランクを持ち逃げしようとしたはいいが色々あってヤクザ組織にみつかってしまい逃避行を開始する。組織が黙っているはずもなく腕の立つ追跡者を差し向け…。

話の筋はある程度シンプルでわかりやすいし、それなりに場数を踏んでそうな雰囲気で自分の痕跡を隠したり警戒したりの主人公。しかしそれをどう考えても一枚上手なんじゃないかと思わずには居られない追跡者。一般常識とは離れた独自のルールで動く異常殺人者。屠殺用のエア銃でドアノブのカギを吹き飛ばす。捜査対象の部屋に入り電気を一度つけて部屋を出たと思ったらもう一度はいって油断してないかと再確認。薬局をちょいと混乱させてそのすきに薬を盗む。ちょっとした治療なら全部自前。盗んだ薬でちょちょいと埋まった弾丸を摘出。そんな人ならぬ様な相手から逃げる事は出来るのか。途中で協力を申し出た男の実力は。

粗筋だけ書きだすとこんな感じではある。しかしどうももう一ライン話が走っているらしい。そっちの話がうまい事理解できなかったのでそのままにしてある。
老保安官が麻薬取引現場を検証する。その後持ち逃げ男と追跡者の存在をうすうす感じるが特に何もせず。逃走に使われた車を調べたり持ち逃げ男を保護しようともする。が、特に連絡もなく闘争劇は幕を閉じる。同僚と最近の街の状況に悪態をつき、保安官を引退する。

このへんの話がどうもよく解らない。原題が「No country for old man」らしいので、つまりそういう事、だけ、なんだろうか。

全体的にはモヤモヤしたが、中盤の追跡劇は凄く良かった。何年後かにまた見てみよう。評価が変わるかもしれない。