shilog

ログです。

前回までのAlanWake

大量のコーヒーポットが持ち切れなくなってガソリンスタンドで途方に暮れている俺を保安官が発見した。その後ビジネスパートナーの…パートナーの…何とかさんと再会する。その前にかかってきた電話「嫁に会いたければ何とか峠へ行け」について説明する。理解できないのか、すっとぼけたひょっとこみたいな顔をしてやがる。くそっ、この…何とか野郎め。何とか峠手前の山小屋へたどり着き出来事を整理する。人の様な闇の存在。村では鹿祭。むしろ馬鹿祭。地方の村の祭りなどバカな物だと相場が決まっている。子供のころからコーヒー農園で働かされながら生のコーヒー豆をこっそり盗む事で日々食いつないでいた俺が言うんだ。大体合っているはずだ。いっそ合って無くてもいい。事実を残す事など報道記者の仕事だ。俺は作家であるから報道記事などは書かない。しかし話が持ち込まれれば考えなくもない。しかし出版社はそんな話を持ってこないのだ。だから俺は報道記事などは書かない。そして出版社は俺に大した原稿料も渡さず、罵声と批判を売るほど寄こす。しまう蔵が要るぐらいに。出版社など粗く挽いたコーヒーの粉末で粉塵爆発してしまえ。だから俺は俺の印象を作品に書いてやる。そしてこのナントカ村の印象を悪くしてやるウヒヒ。執筆活動に前向きな自分に嫁は喜ぶだろうか。しかし気持ちだけでは執筆は出来ない。エネルギーが要るんだ。それも大量の。すかさず工業用の2KLステンレスタンクを3基注文した。香り立つコーヒーをいつでも飲めるようにするためだ。誰かは解らないが俺の行く先々にコーヒーポットを置いている。ありがたい事だが時間がたったコーヒーは香りが薄れてしまっているんだ。あと時々腹の具合が悪くなる。コーヒーショップに居たファンの子か?善意でやってくれているんだろうが体調の事も多少は考えてほしい。しかし、まあ、作家を応援するという事はその対象の精神的肉体的両面を激しく衰弱させるということも…しかしそれは、なんというか、読者が知る必要は無い。

鄙びた街では珍しく即工事が行われた。上空を飛行する底辺がギザギザな二等辺三角形のような黒い鉄塊からタンクが降ってきた。垂直に地面に突き刺さり、山奥には不釣り合いなサイロ様のタンクが三つ並んだ。真ん中のタンクは落ちてくる際下を歩いていた乳牛を潰した。コーヒーがミルクコーヒーになったらそいつのおかげだろう。何時でも大量のコーヒーを文字通り浴びるほど飲める生活を想像し少々勃起したが入れる豆を手配していない事に気付いた。くそっ。酷い街だ。




兎も角今日は相変わらずダルシムさんで勝ったり負けたり負けたりですよ。